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解体工事の基礎知識!鉄筋コンクリート造の解体工法3つ

こんにちは!栃木県鹿沼市に拠点を構え、造成工事や舗装工事などの土木工事全般・解体工事・収集運搬を承っております上岡土建株式会社です。
鉄筋コンクリートは構造が頑丈で高さもあるため、地上あるいは階上から解体工事を進めます。
解体工事の工法は建物の構造や現場周辺の状況を考慮して行うため、業務に携わる前に知っておきましょう。
今回は解体工事の基礎工事として鉄筋コンクリート造の解体工法を3つご紹介します。

圧砕工法

解体工事
圧砕工法はハサミ状のアームをショベルの先端に取り付け、鉄筋を挟み圧力をかけて壊す解体工法です。
コンクリート用の圧砕機は油圧を原動力としており、コンクリートの圧砕と鉄骨や鉄筋の切断を同時に行います。
圧砕工法は従来のはつりと比較して振動や騒音が少なく作業効率も良い工法です。
解体工事の主流となっていますが、解体時に発生する粉じんの量が多いため、飛散防止に養生シートや散水などの工夫が必要です。

大型ブレーカー工法

大型ブレーカー工法は、大型の油圧式ブレーカーを取り付けた重機を用いて、鉄筋コンクリート造の建物を解体する工法です。
ブレーカーは内部のスプリングを作動させ、先端のノミが繰り返す衝撃力によりコンクリートに打撃を与え破砕します。
この工法は汎用性が高く能率も良い反面、大量の粉じんを防ぐため防音・防塵設備が必要です。
また、ハンドブレーカーは人力によって操作するため、重機が入れない細かい部分の工事に使われます。

転倒工法

転倒工法は建物の柱や外壁を内側に引き倒した後、撤去しやすい大きさにカットする工法です。
この工法は壁や柱などにワイヤーを取り付け重機で倒す方法や、重機とガス溶断によって鉄骨を切断して外壁を引き倒す方法があります。
転倒工法は外壁などを一度地面に倒してから切断するため、高所作業などの危険を防ぎ、粉じんの飛散を抑えることが可能です。
ただし、高い壁を倒すため解体作業を行う場合は高度な技術と知識を求められます。

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