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知っておきたい!鉄骨造の解体工事における注意点

こんにちは!栃木県鹿沼市を拠点に、造成工事から造成土木工事などの土木工事のほか解体工事や収集運搬を手掛ける上岡土建株式会社です。
鉄骨造の建物は住宅や店舗、マンションなどに利用されており、木造に比べて丈夫なため解体工事の日数は長くなりがちです。
解体工事は事前に施工計画を立て、鉄骨の種類だけでなく周辺環境を考慮した工法で行う必要があります。
今回は鉄骨造の解体工事における注意点をご紹介します。

鉄骨造とは

解体工事
鉄骨造とは梁や柱などの骨組みに鉄骨を用いた建物であり、鋼材の厚みによって重量鉄骨造と軽量鉄骨造の2種類に分けられます。
重量鉄骨造は厚みが6ミリ以上のものであり、高層ビルやマンションなど大きな建物で使用することが多い材料です。
軽量鉄骨造の厚みは6ミリ未満であり、あらかじめ工場で製造した主要部材を組み立てるプレハブ工法に多く用いられます。
鉄骨造は安定した品質と優れた耐震性のほか、他の構造より工期を短縮でき建築費も抑えられます。

鉄骨造の解体工法

鉄骨造を解体するには手壊し工法で内装を撤去し、屋根や外壁を重機で解体します。
解体工事では鉄骨切断カッター工法とガス切断工法により、現場の作業効率と安全性を高めます。
鉄骨切断カッター工法は、重機の先端にハサミのような形状のカッター機を取り付けて切断する方法です。
ガス切断工法はガスで厚みのある鉄骨を溶かし切断する解体方法であり、重機使用時と比べて時間を要しますが騒音や振動を少なくできます。

解体工事の注意点

鉄骨造の解体工事は建物自体が屈強なため、周辺住民への振動や騒音に十分注意を払う必要があります。
例えば、建物を防音シートや防音パネルで囲い、飛散防止養生シートを設置するなど、工事中の不快感を最小限に抑えます。
また、大型の建物を解体する際は通常の届け出以外に、大規模改修工事着手届や特定建設作業届が必要です。
通常は発注者が行いますが代行する場合もあるため、知っておくと良いでしょう。

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