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初心者必見!解体工事の散水と養生の役割とは

こんにちは!栃木県鹿沼市を拠点に宇都宮市を中心に活動する上岡土建株式会社です。
弊社は土木工事全般・解体工事一式・収集運搬業務に携わってきました。
解体工事を行う建物は養生シートなどで囲いますが、現場の状況を隠している訳ではありません。
現場では適切な養生シートの設置や水を撒いて粉じんの飛散を防ぐなど、周辺住民にかかる被害を防いでいるのです。
今回は初心者向けに解体工事の散水と養生の役割をご紹介します。

散水の重要性

人差し指を出すスーツの男性
解体工事における散水は、建物を取り壊す際に発生する粉じんの飛散を防止する目的があるのです。
工事中はどれだけ慎重に作業を行っても、建物を壊すと必ず粉じんやホコリが発生します。
現場では取り壊そうとする部分に、事前にあるいは作業中に水を撒いておくと、湿気で粉じんが舞い上がるのを軽減できます。
散水は解体工事に発生するすべての粉じんを防げる訳ではありませんが、被害を最小限抑える欠かせない作業です。

養生の役割

工事現場に欠かせない養生シートは、さまざまな種類があり解体工事現場では粉じんの飛散防止や騒音を抑制する役割があります。
現場では重機などで建物に衝撃を与えると、大きな廃材が崩れ落ちるときに騒音とともに破片やホコリなどが飛散します。
その際、現場周辺の住民や歩行者にケガやトラブルが生じるかも知れません。
解体工事現場では、このような事故を防ぐために養生シートを設置し、作業による被害を防いでいるのです。

法律上の規定

散水や養生シートの設置は法律で定めていませんが、国土交通省では解体工事の散水や養生シートに関する規定があります。
例えば、工事中は騒音・振動・粉じん・臭気のほか、大気汚染・水質汚濁などの影響を防ぎ周辺の環境保全に努めるなどです。
厚生労働省では粉じん許容濃度の基準値を守るよう、散水・養生シートなどの対策を求めています。
また、建物に石綿が含まれる場合は、事前に書面・現地調査または分析調査などの実施義務があります。

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